小さすぎて読めないを防ぐ!広報誌の文字サイズ基本ルール
広報誌を作っていて、
「文字が読みにくい」
「なんだか圧迫感がある」
「情報量が多すぎて疲れる」
と感じたことはありませんか?
その原因の多くは、“文字サイズ設定”にあります。
特にIllustratorで広報誌を作る場合、画面上では問題なく見えても、印刷すると小さすぎることがよくあります。
この記事では、広報誌制作で読みやすく見える文字サイズの目安や、
見出し・本文・注釈のバランスの取り方を解説します。
なぜ広報誌は読みにくくなるのか?
読みにくなる原因として、以下があげられます。
- 小さすぎる文字
- 行間不足
- 強弱不足
本文に適した「読みやすい文字サイズ」があり、それよりも小さかったり
行間が狭い、見出しと本文の差が(大きさ、太さなど)少ないと、多くの人が読みにくいと感じます。
広報誌でおすすめの文字サイズ目安

本文は「10pt前後」が読みやすい
広報誌の本文は、10pt前後がもっとも読みやすいことが多いです。

特に自治会・学校・PTAなど、幅広い年代が読む広報誌では、
小さすぎる文字は避けたほうが安全だよ!
Illustratorで作業していると、画面を拡大した状態で見ているため、実際より文字が大きく感じやすくなります。
必ず実寸表示や試し印刷で確認しましょう。
行間は“文字サイズの1.5倍前後”が基本
文字サイズだけでなく、「行間(行送り)」も読みやすさに大きく影響します。
初心者によくあるのが、
行間を詰めすぎて圧迫感のある紙面になってしまうケースです。
目安としては、
文字サイズの約1.4〜1.6倍程度の行送りにすると、
自然で読みやすくなります。
例えば本文10ptなら、14〜16pt程度、
本文9ptなら、13~14pt程度がおすすめです。

見出しは“差をつける”のがコツ
見出しと本文の差をつけるとメリハリが出て読みやすくなります。

高齢者向け広報誌は大きめを意識する
自治会や地域広報誌など、高齢者が読むことを想定する場合は、通常より大きめの文字サイズがおすすめです。
特に本文は、
・10.5〜11pt程度
・十分な行間
・細すぎないフォント
を意識すると、読みやすさが大きく改善します。

「情報量を詰め込む」より、「無理なく読める」ことを優先しよう
Illustratorで確認したいポイント
この項目だけでも必ず確認しましょう。
□実寸表示で確認
□家庭用プリンタでも試し印刷
□スマホ拡大表示だけで判断しない
初心者がやりがちなNG例
NG① 文字を小さくして情報を詰め込む
パッと見てぎちぎちの文章量だと、最初から読む気がなくなってしまいます。
たくさんの情報を書きたいのはわかりますが、ある程度の余白を意識して必要な情報を厳選して書きましょう。
NG② 全部同じサイズ
上記「見出しは“差をつける”のがコツ」でも取り上げましたが、メリハリのないデザインは読みづらく感じてしまいます。サイズに差を付けたり見出しを太くするなどして差をつけましょう。
NG③ 行間ゼロに近い
上記「行間は“文字サイズの1.5倍前後”が基本」でも取り上げましたが、行間が狭いととても読みにくいです。おすすめしているの行間程度の空きで文章を組みましょう。
まとめ
広報誌で大切なのは、「たくさん載せること」ではなく、「無理なく読めること」です。
特に文字サイズは、読みやすさを左右する重要ポイントになります。
まずは、
・本文10pt前後
・適度な行間
・見出しとの強弱
この3つを意識するだけでも、紙面の印象は大きく変わります。
Illustratorでは画面表示だけで判断せず、必ず実寸確認をする習慣をつけましょう。
フォントの組み合わせでもデザインにメリハリがでますので、こちらの記事もおすすめします。
Illustratorで広報誌を作る人向け|読みやすいフォントの組み合わせ例